ペネタの空色 / 1998年 絹糸・含金染料

“プリオシン海岸”に続き、宮沢賢治の童話から
インスピレーションを得ました。
夏の空に浮かんだペネタ形の雲が
だんだんうすい金色に染まっていく様子は
実に蛙たちの理想であり
永遠の生命を思わせるらしいのです。

朝焼けに光る薔薇色の雲は じつに永遠だね、と
わたしは思います。
      photograph by Georges Bouyx



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